こんにちは。
「年末年始のじゅうたん展」がいよいよ12月20日(土)から始まります！

こだわりが詰まったアートギャッベやハグみじゅうたんが沢山集まり、皆様にご覧いただくことが今から楽しみです。今回はそんな「こだわりについて」ご案内いたします。

こだわり「自分たちで責任をもって見る」ということ

ボー・デコールは家具屋から始まりましたが、絨毯が沢山置いてあり初めていらした方はその種類の多さに驚かれます。そしてご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、実は自社選定や企画・開発をしている絨毯ばかりです。

絨毯は部屋のコーディネートとしての役割だけではありません。上質な羊毛絨毯は肌に触れて心地よさを感じ、日々の思い出を積み重ねていき、長く使える大切なアイテムです。

だからこそ品質もとても大切。実際に自分たちの目で見て確認し、自信もってご案内できるものを選んでいます。

▲お子様から大人、ペットまで寛いでくれる絨毯

まずはアートギャッベ、ハグみじゅうたんそれぞれの自社で選ぶこだわりをご紹介していきます。

信頼と安心の自社選定「アートギャッベ」

私たちは代表選定人が年2～３回ほど、現地のゾランヴァリという絨毯工房でアートギャッベを選定しています。

その工房は織子さん一人ひとりと契約しながら伝統的な作り方を守り、きちんと管理をしながら魅力あるギャッベを作り上げており、ギャッベの中で最高峰といっても過言ではありません。質の良いものが揃っています。

ではなぜ良いものが揃っているのに、20年以上現地に行きながら選んでいるのか。長くご愛用いただくものだからこそ、できるだけ実際に見て触って確認し、感じることが大切だと考えているからです。

▲細かくチェックしている様子

最高品質のものばかりですが、手仕事だからこそ一枚一枚の作りには幅があり、個体差があります。

毛の質や織りの細かさ、そして靴を履いて過ごす海外とは違う日本の暮らしに合うものを選んでくるために、より厳しい自社の基準がありクリアしたもののみ「アートギャッベ」として届きます。

そして質以外にも大切にしているポイントは、余白の美しさがある一枚を選んでくること。

▲感性を感じられる美しいグラデーションと色合い

余白が柄を引き立て、柄のない部分の色合いの美しさをより一層楽しめます。見る角度や光の加減で色の深みや艶を感じさせ、眺めていて飽きない絨毯ばかりだと思います。

品質とデザイン性のどちらかだけではなく両方揃うことが大切。羊毛の質やつくりにこだわることで、より余白や美しさが引き立つ一枚になるため、選定の重要な基準になります。

企画・開発から携わった「ハグみじゅうたん」

アートギャッベを扱う中、お客様の声から生まれたハグみじゅうたん。一結びずつ織り上げる一点もののアートギャッベは上質な絨毯ですが、

「もう少し手に取りやすい価格帯で安心して使えるものが欲しい」
「アートギャッベのように健康や環境に配慮したものがいい」

このような声をいただき自社で開発をすることになりました。

開発エピソードについて詳しくはこちら【ハグみじゅうたん公式サイト】

開発する上で大切なポイントの一つとして、安心・安全であること。羊毛や染料の質、つくりにもこだわりました。第三者機関による検査を行うことで「肌着と同じレベルの安全素材」という評価もいただいています。

そして南アジアの協業先の工房に織り上げていただいていますが、開発や検品する上で何度も現地へ行きました。相手の文化の違いを理解しながら、日本の暮らしや使い方を知っていただけるように打ち合わせをします。

やはり文化や考え方が違うので最初は時間が掛かります。けれど日本で使う上での品質をクリアすることは大切です。実際に使っている様子を写真で見ていただきながら、少しずつすり合わせて時間を掛けながら完成していきました。

▲現地で検品している様子

今までアートギャッベを全国のお客様にご紹介しながら、日本の暮らしを見てきました。その経験を活かし、試作を重ねながら作り上げ、現在では90柄以上のハグみじゅうたんが生まれました。

まとめ

・自社選定の厳しいチェックをクリアしたアートギャッベ
・安心と安全に配慮しながら開発したハグみじゅうたん
・どちらも「日本の暮らしや使い方に合う」ことも大切なポイント

いかがでしたでしょうか。

アートギャッベとハグみじゅうたんはどちらもこだわりが詰まった絨毯。どちらが絶対にいいというわけではなく、使い方や暮らし方に合わせてお選びいただくことが大切だと思います。ぜひ店頭で実際に見比べてみてくださいね、