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【肌が弱いスタッフが送る】敏感肌とラグ選びのお話

こんにちは。

ボー・デコールでは、7/21(月祝)までソファ&ハグみじゅうたん展 を開催しております。

普段はご覧いただけないお得な「試作品(プロトタイプ)」も多数ございますので、ぜひこの機会に足をお運びくださいませ。

 

さて、本日のブログのテーマは 『敏感肌とラグ』。

▲さわやかなブルーのハグみじゅうたん

「かわいいラグを使いたいけれど、(自分や家族の) 肌が弱くて心配…」

そんなお悩みを抱える皆様に、こちらのブログを通して少しでも “安心” をお届けできたらうれしいです。

▲「僕にまかせてください!」

 

目次

肌弱スタッフと、ウールラグの出会い

「ラグを敷きたいけれど、ホコリが苦手だから敷くか悩んでいて…」

「ハグみじゅうたんやギャッベに憧れるけれど、(自分や家族の)肌が弱く荒れやすいから心配…」

こんなお問い合わせ、実は意外といただきます。

▲ラグ選びって悩ましい…

かくいう私も、小さいころから肌あれや、かぶれに悩まされてきました。

合わない化粧水を使用すると顔全面が真っ赤になったり、砂漠のようにカサカサになったり。お風呂上がりは寒暖差で発疹が出てかゆくなったり。

今いちばんの悩みは、花粉症と戦った2.3月に目の上をかきすぎて、数か月経過した今も赤くかぶれていてかゆいこと!敏感肌に悩みはつきませんね。

肌がもっと強かったらなあ!と思ったことは何度もありますが、ボー・デコールに入社してからは、ラグや自然素材の特性を知って上手に付き合うことで悩みは減らせる!と知って、目から鱗でした。

▲我が家のハグみじゅうたん

今回のブログでは、私と同じように悩んで暮らしている方に、ラグ選びで見ていただきたいポイントをご紹介できたらと思います。

 

ラグを敷く、敷かない問題

「ラグって、敷かない方が清潔に保てるんじゃ?」

ボー・デコールに入社する以前、私はそう思っていました。

ラグがあることでホコリがたまったり、ダニがわいたら嫌だなあと思っていたのです。

▲ハグみじゅうたん、細かなごみをキャッチ!

ところが入社後ラグの特性について勉強していくと…

どうやらラグというのは、敷いた方が空気中のホコリをキャッチしてくれるようなのです。

こちらは、日本カーペット工業組合様が実験をしたデータ。

床全面をカーペットで覆った場合、フローリングだけの場合に比べると、空気中を漂うハウスダストは10分の1に抑えられていることがわかります。

※ハウスダストとは花粉やホコリなどの微細なゴミのことを総称した呼び名です。

絨毯には、花粉やほこりを吸着させ、舞い上がりを抑えてくれる効果があるのです。

▲頼もしいハグみじゅうたん

ホコリや花粉を舞わせたくない方にとって、ラグはおすすめアイテムなのです。

▲ラグでお部屋にまとまりも出ます

素材は「ウール」がおすすめ

ところが、ラグなら何でもいいのではなく、素材選びがとても重要になってきます。

ハグみじゅうたん▲おすすめはウール!

ラグの素材は大きく分けて「化学繊維」と「天然繊維」に分かれます。

化学繊維のラグというと、例えば市販で販売している冷感ラグなどが挙げられます。

安価で大量生産が可能というメリットがある一方で、湿気が逃げにくく蒸れやすいためダニの温床になりやすかったり、静電気を帯びやすいため掃除機をかけてもホコリが中に留まってしまうことがあるなどのデメリットがあります。

天然素材のラグというと、アートギャッベやハグみじゅうたんのような「ウール(羊毛)」や、肌着などで身近な存在の「コットン(綿)」などが挙げられます。

▲自然素材のやさしい風合い

素材自体が化学繊維に比べ高価であることや色ムラがあることから大量生産には向きませんが、静電気を帯びにくくホコリを簡単に手放してくれるため、掃除機をかけるだけで清潔に保ちやすいのが嬉しいポイントです。

ハグみじゅうたんておりシリーズ▲自然素材のハグみじゅうたん

 

特におすすめが「ウールのラグ」

中でも、やっぱりおすすめは「ウール」の「目の詰まったラグ」です。

ウールは繊維自体が湿気を発散するのが上手な素材。

またギャッベやハグみじゅうたんは、非常に目が細かく、ゴミや食べかすが毛の中にもぐりこみにくいのです。

アートギャッベアップ
▲目がつまったアートギャッベ

肌が弱くダニを防ぎたい方には、湿気を溜め込みにくく、小さなゴミを簡単に取り除きやすいウールのラグがおすすめです。

ハグみじゅうたんてざわりシリーズ▲ウールって優秀ですね

 

触って選んで欲しい

最後に。

ひとことにウールのラグといっても、様々な品質のラグがあります。

肌が弱い私が、同じく肌悩みを抱える方に心からおすすめしたいのは、「ウール本来の脂分」を大切にしている「毛足の長い羊の毛」と使ったラグです。

▲羊に注目!

ウールはもともと毛の周りにたっぷりの脂分をまとっています。

しかし、この脂分の成分「ラノリン」は、ハンドクリームやトリートメントとしても重宝するため、脂分を抜いたウールでつくられたウールラグもたくさんあります。

脂分があることで、ウールラグの手触りはしっとりなめらかな肌触りになり、また汚れにも強くなるため大変重要なポイントになります。

▲なめらかな手触り

コーヒーとハグみじゅうたん▲脂分のおかげで汚れに強い!

また、使っている羊毛が、毛足が長い羊の毛でできた糸かどうかも大変重要です。一般的に私たちが頭に思い浮かべる羊は、わりと毛足がくるくるしていたり短いのではないでしょうか。

しかし、例えばアートギャッベに使用される羊毛は、山の上で育った毛足の長~~い羊たちの毛をつかって糸を撚っています。

▲毛足の長い羊たち

毛足が長いということは糸にした時にぴょんぴょんと短い毛が出にくいため、なめらかな手触りになるのです。

ウールにちくちくした印象をお持ちの方は、ぜひお店で触り比べていただけたら嬉しいです。

▲手触りをご体感ください

いかがでしょうか。

お医者さんではないため「絶対安心!」とは決してお伝え出来ませんが…肌の弱さにお悩みの方が、少しでも安心して、楽しくラグを選べたら嬉しいです!

ぜひ店頭でもお気軽にご相談ください。

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