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【キリム】暮らしの中に彩りを

こんにちは!

お盆休みも残りあとわずかですね。中には10連休なんて方もいらっしゃいましたが、うらやましい限りです。

そんな連休があればぜひ海外旅行に行きたいですね!

 

海外といえば、ボー・デコールには様々な国の絨毯を取り揃えております。

「アートギャッベ」や「ハグみじゅうたん」はご存じの方も多いかと思いますが、じつは「キリム」の種類もとても豊富なんです。

キリムは国や地域によって呼び方が異なりますが、大きく言えば平織の絨毯のことです。

 

私たちボー・デコールスタッフがよくいくイランでは、主に遊牧民の方が使っているのを目にします。

その用途はとても多岐にわたります。

例えば、ものを包む風呂敷のように使ったり、物を隠す布として使ったり。

このようにお布団などを積み上げキリムで隠しています。

色とりどりで綺麗ですよね。

遊牧生活を送っていると家具は持ち運べないので、テーブルもタンスもありません。

食事を作る用のキリムもあり、ナンを練るときにも直接粉をふります。

遊牧生活には欠かせない必需品です。

 

一方で飾って楽しむ文化もあります。

国は変わってデンマーク。

生活が変われば使い方も変わります。

個人的にはデンマーク=キリムの印象はあまりなかったのですが、暮らしのいたるところにキリムが敷いてあり、使い方がとにかくおしゃれで素敵なのが印象的に残りました。

こちらはホテルのレストラン。私たちの感覚だとテーブルの下に敷こうとしてしまうところ、通路にキリムが沢山敷いてありました。

これは日本人にはあまりない感覚かもしれませんね。でもキリムの細かさが際立ってとっても素敵です。

 

続いては…

部屋と部屋の間にあるウォークインクローゼットにもキリムを。

これも日本とは真逆の感覚だなあと思ったのが、部屋に入る前にクローゼットがあること。

普通は部屋の奥にあるのが一般的ですよね。しかもあまりお洒落さは求めないと思います。

でもこんな風にお部屋に入る前にクローゼットがあることで、その場所さえもお洒落に楽しく飾りたくなりますね。

 

その他は、

ベッドサイドに敷いたり、

椅子の下に敷いたりと、敷くだけでインテリアのポイントになりますね。

 

デンマークの方のキリムの使い方に衝撃を受けた私は、次はキリムが欲しい!と常に狙っているのです…

なのでお店のキリムコーナーを暇さえあれば物色しております笑

しかし、全てを見るのは意外と大変!

このようにボー・デコールのキリムコーナーにはたくさんのキリムが畳まれて置いてあるので、一番したのものを見たいときは引っ張り出さなければいけません。

このひっぱり出すという作業、めんどくさそうですが実はこれが一番のお楽しみポイントなんです!

キリム選びのおもしろいところは、広げてみないとわからないところ。重なった絨毯の中から目星をつけて沢山広げるのがとても楽しいんです。

なので、キリムをご覧になりたい方は遠慮せずにスタッフにお申し付けください!!

何枚でも広げます!

ただ、お店になかなか来れない方も多いと思うので、今日私がみつけたお気に入りキリムをほんの一部ですがご紹介させていただきます。

今日一番のお気に入り、アフガニスタンのオールドキリムです。細かな織りがとても綺麗。

 

少しだけ立体感があり、表情豊かな一枚です。

 

 

続いてイランのハルシン地域のキリム。イランらしい伝統的な柄が特徴。

壁掛けにしても見栄えしそうですね。

 

気軽に楽しむならこれ!イランのザクロス地方で織られたもの。

ギャッベ柄のキリムです。お値段もお手頃なので、子ども部屋などにも気軽に敷けますよ~

 

 

個人的に好きなのはこのローズキリム。

イランのキリムとはまったく違う印象だと思います。

美しいバラが特徴のこのキリムはモルドバ共和国のもの。黒地に赤いバラ浮かび上がる絵画のようなキリムです。

 

 

最後はこちら、トルコのアナトリア地方でつくられた40年前のキリム。

ドット絵のようなぽこぽこした織りがかわいらしいです。

沢山の色を使っているのに軟らかく主張しすぎないデザインはお家の色々な場所に敷けそうですね。

 

いかがでしたか?

個性豊かなキリムの世界。

今日ご紹介したのはまだまだほんの一部でしかありません。

一枚一枚広げるお手伝いをいたしますので、是非隅から隅までご覧になってください^^

 

✧7/29-8/20 カッティングボード展開催中

インテリアショップ ボー・デコール
新潟市秋葉区新津4462-3
☎0250-21-3939

 

 

 

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