生命の木のモチーフであるといわれる糸杉が大きく描かれたこちらのアートギャッベ。
ギャッベの茜色は、生命の色を意味します。
様々な色の糸がある中で最も大切にされているのが茜色です。
植物の緑ではなくあえて夕陽に染まったような茜色に織られたギャッベには、強い生命力を感じます。
濃淡さまざまな色で重ねて織られた深みのあるギャッベは、大切な人がいつまでも健康で幸せに暮らしていけるように、その願いの力強さが赤の深みになって表されているようです。
【尊い命 size:120×45】
投稿日: 2020年4月17日
投稿日: 2020年4月16日
こんにちは。
新学期が始まり、通勤途中で新一年生のお子様が登校しているの姿をよく見かけるこの頃。新しいランドセルを背負っている、初々しい姿がなんだか微笑ましく感じます。
最近は、2021年度ご入学のお子様のランドセルをお探しのお客様も増えてきました。
そしてよくお問い合わせをいただくのが、「いつまで購入できますか?」というご質問です。本日は、「いつまでなら間に合うか」「お選びいただいた後の流れ」についてお伝え致します。
◆いつまでなら間に合うか
ランドセルは色やデザイン、機能など様々なものがあり、すぐに決めるのは難しいですよね。そこで気になるのが、「いつまで購入できるのか」。
ボー・デコールのオリジナルランドセルは、「限定50台のため、無くなり次第終了」となります。ご注文が増える時期も年々早まるため、明確な期日をお伝え出来ず、申し訳ございません。
そして、全4色合わせて50台なので、人気の色から受付を終了する場合も。
なぜ数量限定なのか。それは一人の職人が手仕事で作っているからなんです。
こちらがランドセルを一人で作っている職人の末吉さん。渋谷区に革小物を制作している工房を構えています。
お子様に安心して6年間、そしてその先までも永く愛用していただけるように、革の仕入れからご自身で行っています。様々なランドセルを研究しながら試作を繰り返し、こだわり抜いたランドセルが出来上がったそうです。
小さなお子様が使うものなので細部にまでこだわった耐久性。そして思い出が詰まったランドセルを、卒業した後もお使いいただけるように少し大人なデザインが素敵ですよね。
このように、一人の職人が丁寧な手仕事で作っているため、限定50台となりますが、ご希望のお色が受付終了していないか気になる方は、お電話でもお気軽にお問い合わせくださいね。
◆お選びいただいた後の流れのご紹介
①まずはじっくりお選びください。
背負ってみたり、お手入れの仕方などを実際に試して疑問を解決していただけます。
(店内にキッズスペースもございますので、ぜひご利用ください!)
②職人が作り始めます。お子様と一緒に出来上がるのを楽しみにお待ちください♪
③出来上がりましたらご連絡し、お渡しの際に「ランドセル贈呈式」を開催致します。
このような流れとなります。では次に、「ランドセル贈呈式」をご紹介。
ランドセルはお子様にとって小学生の間ずっと一緒に過ごす、いわば相棒みたいなものですよね。そしてものが溢れる時代に、自分でお手入れしながら大切に使っていくランドセルとの最初の出会いは特別な日。
大切な記念日が記憶に残るように、主役のお子様、ご家族様、スタッフでお祝いを致します。
『小学校で頑張りたいことは何ですか?』
ご家族様からの心温まるお祝いのお言葉に、スタッフがウルッとくることも…
特別な記憶が残り、思い出すことによって、「大切にしよう」としてくれる一つのきっかけになるかもしれませんね。
今回ご紹介した以外にも、ランドセル選びには疑問が沢山あると思います。
「お手入れって子供にできるかしら…」「傷ついたらどうしよう…」などお気軽にご相談ください。ぜひ、店頭で目で見て触って、背負ってみてくださいね。
投稿日: 2020年4月16日
今回は、改めて、「ギャッベ」ではなく、「アートギャッベ」のこだわりについてお伝えいたします。
まずは、ギャッベについて改めておさらいです。
「ギャッベ」は、イランの南西部ザクロス山脈一帯に住む遊牧民によって織られている 「毛足の長い絨毯」のことを言います。
もともとは遊牧生活の過酷な大地にふかふかで毛足の長い絨毯を敷くことにより 暑さ寒さをしのぎ、快適に暮らすための生活道具として代々受け継がれてきました。
自分たちの育てた羊の毛から 糸を紡ぎ、自生する草木で色を染め、手織りで織る。
そんなシンプルな知恵の集積が ひとつのじゅうたんを生み出し、家族で受け継がれながら使われていきました。この織りの技術がユネスコの無形文化遺産に登録されたことにより、その伝統的な価値に注目が集まっています。
生活道具として気兼ねなく使える、そして手仕事のぬくもりと作り手の個性を楽しめる世界に一つだけの表情をもつじゅうたん。それが「ギャッベ」です。
そんな魅力溢れるギャッベの中でも「永く使える確かな品質」と「日本の住まいに合い、日本人の心に響くアート性」を合わせ持つもの、それが「アートギャッベ」です。
私たちは年に3度イランを訪れ、一枚一枚手に取って選定をしています。
その選定の中で大切にしているのがこの「永く使える確かな品質」と「日本の住まいに合い、日本人の心に響くアート性」です。
一枚一枚手仕事で織り上げられる個性豊かなギャッベだからこそ、品質にも違いがでてきます。
具体的には下記の3つの品質を大切にしています。
■上質な羊の毛
アートギャッベに使われるウールは寒暖の激しいイランの土地で暮らす上質な羊の毛を使います。
寒暖差や湿度差に敏感に順応してくれるからこそ、温度と湿度の調整に優れていて、夏はさらっと気持ちよく、冬はあたたかく、一年中快適に使うことができます。
また、この上質な羊の毛の油分を適度に残すことによって、汚れに強く、使い込むほどに艶が出てくるくのです。
■丁寧な仕上げの工程
上質な羊の毛をじっくりと時間をかけて色を染め、丁寧に織られた絨毯は、仕上げの洗いの工程でトリートメントを施しています。この工程で、さらに柔らかく、滑らかな肌触りが生まれます。
この他にも品質を高める様々なこだわりがあります。
▼詳しくはこちらをご覧ください
特集【アートギャッベものがたり vol.5】アートギャッベとギャッベって何が違うの?
■上質な作りと織りの細かさ
アートギャッベは世界トップクラスの品質を誇る工房の中でも、特に上質な作りや織りの細かなものに絞っています。細かなところまでじっくりと見て、触れて一枚ずつ選びます。一見とても美しいけれど、様々な理由で持ち帰るのを断念する一枚も多くあります。
お使いいただく方に、長く愛着をもって使って頂くために、プロとして大切なポイントを見逃さず、入念に吟味したものをご紹介しています。
「心に響く」ということを具体的にお伝えするとすれば、1枚のギャッベを見た時に想像を駆り立てられたり、穏やかな気持ちにさせてくれたり、元気をもらえたり、感動を与えてくれたりなど、何かを感じることが、心に響くといえると思います。
感覚を研ぎ澄まし「心に響く」1枚を選ぶために、現地の人々と同じ空気を吸い、同じ景色を見て、少しでも感覚を共有しながら、選びたいと思っています。そのために、毎回、現地に足を運びます。
その伝統的な草木染の美しく、優しい色合いと個性豊かな一枚が日々の暮らしを今まで以上に豊かにしてくれます。
▼この他にも「アートギャッベ」の現地の様子やお手入れ、お客様の声などもこちらでご覧いただけます。
只今、春の手織りじゅうたん展を開催中です。
是非、このアートギャッベのこだわりを体感してみてください!