私達ボーデコールでは、じゅうたんをご使用いただく事を推奨しています。
素材やサイズ・織り方など様々ですが、なぜじゅうたんを敷いた方が良いの？と疑問を抱く方も多いと思います。

【アートギャッベと過ごす夏】の第一回目は、そもそもじゅうたんを敷くメリットについてご紹介を致します。

じゅうたんを敷く事で生まれる4つのメリット

ホコリを抑えつける

じゅうたんを敷くと、繊維が飛び出てお部屋がホコリっぽくなるのでは？と感じる方もいらっしゃると思います。
確かに、じゅうたんを敷く事でホコリがじゅうたんの隅にたまって、目につくという事がありますよね。

実はそのホコリ、じゅうたんを敷いていることによって、お部屋の中を舞わずに済んでいるホコリなんです。

フローリングで何も敷いていないお部屋だと、ホコリは空気の流れによって宙を漂い、四方八方に飛んでいきます。
飛んでいったチリやホコリは、約40分の時間をかけて床の上に着地します (日本カーペット工業組合様 HPより)　http://carpet.or.jp/ 参照

ここで再度空気の流れが発生したらどうでしょう。

床の上に着地予定のホコリが宙に舞い、再び空気中を漂う事になるのです。
この時、じゅうたんを敷いていると、ちょっとした風では飛びにくくなります。

なぜなら、じゅうたんがホコリを抑えつけてくれるから。
極端な話ですが、常にじゅうたんをきれいにしておくことで、お部屋の空気は清潔を保てるということになるのです。

生活音をやわらげてくれてキズの防止にもなる

隣接するおうちから聞こえる生活音が気になることはありませんか？
特にマンションやアパートの場合は、上下階から聞こえてくる足音に敏感になる方も多いかと思います。
じゅうたんには、そのような生活音をやわらげてくれる特徴があります。

またオーディオルームに一枚敷くだけで、音の反響をやわらげ、音漏れを軽減してくれる効果もあるんです。

そして、皆さん一度は経験があるかと思いますが、食器やおもちゃなどを床の上に落としてしまう事はありませんか。
フローリングはもちろん、無垢の床材であればなおさらつきやすい傷。

じゅうたんのうえであれば、傷はつきにくく一安心できます。

滑り止めの効果と衝撃などをやわらげてくれる

フローリングに何も敷いていない状態と、じゅうたんを敷いた状態では滑りやすさに大きな違いがあり、特に厚みがあるものだと、より滑りにくくなります。

加えて衝撃を吸収してくれるので、じゅうたんのうえで転んでしまったとしてもケガをしにくくなります。
そのため、小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも安心していただけます。

光熱費の節約に繋がる

冬場など、床下から冷気があがってくることで寒さを感じる事はないでしょうか。
そのため床暖房やホットカーペットを活用される方が多く、光熱費に不安を抱えている方もいらっしゃるようです。

じゅうたんを敷く事で、床下からの冷気を通しにくいため、寒さを感じにくくなります。
その分、床暖房やホットカーペットを使用頻度が減り、光熱費の節約に繋がるというわけです。

じゅうたんを必ず敷かなければいけないというわけではありません。
ただ、敷かない場合と敷いた場合で差が生まれその後のお手入れに大きな違いがでます。
vol.2からもより詳しい内容についてお伝えを致しますので、お楽しみに。

playlist_add_check【アートギャッベと過ごす夏 vol.1】じゅうたんを敷く必要性について まとめ

じゅうたんを敷くことで、ホコリを抑えつけお部屋の空気を清潔に保ちます。
生活音を軽減し、キズの防止にも繋がります。
衝撃などをやわらげ、滑りにくくなるためケガの心配も少なく、安心してお使い頂けます。
床下よりあがってくる冷気等を通しにくいため、光熱費も節約できます。