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【雑貨】侘び寂びを感じる器

こんにちは!

昨日東京に出張にいってきました。新潟にはあまりない暑い晴れの日を期待して行ったのですが、予想に反して曇り空のちょっぴり肌寒い日…残念です!

新潟に戻ってきた今日は逆に青空!暑いくらいの一日でしたね。

そんな今日ご紹介するのは、さらりとした触り心地が特徴のカップです。

流れるような線が特徴のこちらのカップ。実はあるものをモチーフにデザインされています。

それは日本の伝統「石庭」です。

滑らかな丸や凛とした直線はとても日本らしい美しさを感じます。

そんな石庭をイメージして作られたカップ、実際にソーサーを見てみるとよく分かります。

まさに石庭ですよね。

まっすぐの「せん」

まあるい「えん」

触り心地も砂石のようにさらりと滑らか。

品のある美しいデザインと風合いです。

色は2種類、

白砂のように濁りのない白と、

石庭に配置された石をモチーフにしたグレーがあります。

「侘び寂び」

閑寂さのなかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさ。

まさにそんな世界です。

 

暑い夏だからこそ、あたたかいお茶でほっと一息。

ゆったりと心を落ち着かせてのんびりとお茶をするのもいいですよね。

 

【家具】こだわりフォルムのスツール

こんにちは。

本日ご紹介したいのはこちらのスツールです。

とってもシンプルですっきりとしたデザイン。

ただこのシンプルなフォルムには細部にまでこだわりが詰まっているのです。

折り紙をヒントにデザインされているのですが、木のジョイントや削り出しの仕方で厚みのある木をまるで折り紙を折り上げたかのように見せる技はまさに職人さんたちの技術の高さがあってこそ。

テーブルに使えそうなくらい厚みのある木が使われているのですが、まったく厚みを感じさせないですよね。

ちょっとした書き物をするにもちょうどいい高さで70cm前後のダイニングテーブルに合うように設計されています。

シンプルなデザインはスツールとしてだけではなくいろいろな空間にも溶け込みます。

例えばグリーンを飾って玄関先に置けば、靴やブーツを履くときにも活躍してくれます。

下にスリッパや靴べらなど小物をさりげなく置いてもいいかもしれません。

リビングに持っていけばソファの脇のサイドテーブルとして使っていただいても素敵です。

シンプルながらも様々な想いの折りこまれたスツールを日々の暮らしの中に折りこんでみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

 

【家具】天然木家具の経年変化の楽しみ

 

こんにちは。

本日は、天然木の経年変化(色の移り変わり)についてお話しようと思います。

 

こちらのダイニングチェアの素材は、『ブラックチェリー材』と言いまして

バラ科の木で、産地は主に北米で計画的に植林されています。

 

 

こんな感じの木てす。

 

アメリカンチェリー(さくらんぼ)なる木でもありますので、木の中に糖分が多く含まれています。

 

 

まだ、出来上がって1ヵ月ほどの展示チェアです。

まだまだ 明るい色見ですよね。

それが、1年ほどの展示のものになると・・・

 

こんな感じで色付いていきます!

 

 

3年ほど経つとさらに良い感じに色付いていますね。

黒い模様のようなものは、『ガムスポット』と呼ばれ、糖分が木の中で固まったものです。

このガムスポットがたくさんある木ほど、色付き方が早くなります。

 

 

5年ほど経つと色付きは落ち着き、これからは艶が出てきます。

 

 

ボー・デコールで10年以上展示されているこちらのダイニングテーブルは、艶も出てきて

「現品が欲しい」と言われるような仕上がりになっています。

 

アンティーク家具が高価な理由のひとつに

このような銘木と言われる樹種で出来た家具は、時間が経過すると色艶が変化して

付加価値が付くからなのです。

 

ボー・デコールの家具は、ご紹介したように木材に着色していないため、色の変化を楽しめるのです。

仕上げも植物オイルになっており、傷などをメンテナンスしながら大切にお使いいただけます。

 

出来立て・新品よりも 永く使っていただいた方が、愛着や色艶の変化により、良いものなっていくのです。

 

育てる家具・・・何だかワクワクしてきませんか?