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今日のギャッベ『星空』

投稿日: 2020年3月27日

夜空に輝く星を絵に描いたような一枚。 遊牧民が生活するところは、街灯がなく夜は真っ暗。しかし乾燥していて風が強く砂ぼこりがたちやすいために、実はきれいに星空が見られるのはとても貴重なことなのです。 そんな貴重な夜空を目に焼き付けて織られたギャッベは、きれいな星空を大事な人といつまでも見ていたいという願いを込めて織っているのでしょう。 天に高く伸びる生命の樹と夜空に輝く星たちが、と...続きを読む

今日のギャッベ『風の音』

投稿日: 2020年3月26日

どこまでも広がる大地と広い空。ギャッベを織るカシュガイ族のふるさとの風景です。 好きだった絵本の1ページのような懐かしさを感じる景色に引き込まれて、遥かザクロス山脈から風の音が聴こえてきそうです。 【風の音 size:232×172】   ...続きを読む

今日のギャッベ『お守り』

投稿日: 2020年3月24日

カシュガイ族は、嫁ぐまでに母からギャッベの織り方を教わる風習があり 祖母から母、母から娘と技術と想いが数百年と受け継がれております。 結婚という幸せや未来への期待とともにお姑さんや大家族と仲良く出来るか・・・など不安にも 気持ちの拠り所となる母との思い出や家族を思い返せる存在でもあるアートギャッベ 結婚式のような華やかさと悪いもの(思考や妬み)からも守ってくれる菱形のメダリオンデザ...続きを読む

今日のギャッベ『夕日に染まる』

投稿日: 2020年3月23日

夕暮れ時に、大地が真っ赤に染まる瞬間を描いた一枚。 遊牧民の男性は、羊に餌を食べさせるため朝から遠くの豊かな緑を求めて出かけていきます。 それを待つ女性にとって、この空の色は家族が帰ってくる時の色。 この時間が一日で一番嬉しい。そろそろ帰ってくる頃だろうか?帰ってきたら、一日が無事であったことに感謝しよう。 家族が帰ってくるのを待ち遠しく想う気持ちを、美しい風景に込めて。 ...続きを読む

今日のギャッベ『のびる』

投稿日: 2020年3月22日

天まで届きそうな、大きくのびた木。ここまで大きくなるまでには、どれほどの年月がかかるのでしょう… ギャッベのふるさとザクロス山脈は、雨が少ないとても乾燥した地域です。大きく育つ草木は少なく、生えているのは背の低い灌木ばかり。そんな環境で見る大樹は、遊牧民にとって特別な存在です。 この木のように、子どもが大きく成長できますように。家族が健康に長生きできますように。そんな願いを込めて、ギャ...続きを読む