今日は美しい曲線と独特の艶をもつ、世界で唯一のオイルカンナフィニッシュの椅子のご紹介。

オイルカンナフィニッシュとは、その名の通りカンナで仕上げられた椅子のことです。

一般的なサンドペーパー仕上げの椅子とは異なり、触ってみると確かにカンナで仕上げたようなカタカタとした面を感じることができます。これがなんとも気持ちよく、つい握りたくなってしまう理由かもしれません。

腰かけてみると、からだにすうっと馴染んでくれるような不思議な感覚になります。
それはふかふかするとか、そういった心地よさとは少し違い、からだになんの違和感も感じないのです。そういうと「そんなこと？」と思われてしまいそうですが、実は違和感を感じないことは椅子選びにおいてとても大切なことなのです。少しでも違和感を感じると人はからだの向きを変えたりして、だんだんと落ち着かなくなるもの。違和感のない椅子は、居心地が良く何時間でも座っていられるものです。

カンナ仕上げとペーパー仕上げ。同じオイルで仕上げても表情に大きく違いが生まれます。
触り心地はもちろん、特筆すべきなのはその艶。木目に沿って削られた表面は生き生きと輝いて見えます。出来立てよりも何年か経ったほうが艶はどんどん増していくので、使い続けたあとの表情も楽しみのひとつです。

切れ味のいいカンナで作っているからこそうまれる美しい艶。家具職人と鍛冶職人、それぞれの職人技の結晶がこの椅子なのです。

こちらは柿渋で染めたペーパーコード張りの座面。細かく織り込まれた美しい織模様と、柿渋の優しく豊かな風合いが特徴です。座るとほのかにしなり、独特のフィット感が生まれます。夏は涼しく、冬温か。一年を通して快適にお使いいただけます。

3種類の座り心地をお楽しみいただけます。座り比べてみると、それぞれ違った良さがありどれも心地いいなあと感じますよ。

カンナ仕上げの肌さわり、体にフィットする座り心地。細かなペーパコードの織り。それぞれの良さが詰まった極上の椅子を是非お店で体感してみてください。

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