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特集:じゅうたんがある暮らしを楽しむ vol.6 普段のお手入れについて

こんにちは。
今回は、じゅうたん特集の第六弾!!じゅうたんのお手入れについてです。

ウールじゅうたんを長く快適にお使いして頂くためのお手入れの方法についてご紹介いたします。

 

目次

 

ギャッベ じゅうたん お手入れ

普段のお手入れの方法は?

アートギャッベやハグみじゅうたんなどのウールじゅうたんをご紹介して20年以上が経ちますが
始めてお選びいただくお客様の一番不安なことが
「お手入れが大変なんじゃないのかな?」「普段どんなお手入れをすれば良いの?」のようです。

ギャッベ お手入れ クリーニング ペット ワンちゃんもお気に入りの場所

普段のお手入れ方法は上質なウール、手仕事で作られたじゅうたんだからこそ”簡単なんです。”

家族には、お子さんや、ワンちゃん、にゃんちゃんなどと一緒に暮らす人も多くいらっしゃると思います。
私たちボー・デコールのスタッフの家庭も色々な家族と暮らしていて、じゅうたんには日々様々な汚れが付きまといます。
そんな私たちのおすすめの日々のお手入れ、それは「掃除機掛け」です。

じゅうたん 掃除 ロボット
 お掃除ロボットの中には毛先をゴミと思ってしまう事もあるので、タイマーを掛けてお使い下さい

アートギャッベやハグみじゅうたんは、とても目の詰まったじゅうたんで脱脂をしていない上質な羊毛は静電気を帯びにくいです。
表面にとどまった細かなゴミを定期的に掃除する事で大半はキレイに取り除くが出来ます。


お菓子などの屑も掃除機掛けでキレイに出来ます。

また、上質なウールには湿気を吸ったり吐いたりする効果があります。
「ゴロゴロする」私たちの生活では、体の熱気と共に汗を吸収してくれるので今年のような暑い日々も心地よく使えます。
反面、皮脂などの汚れがじゅうたんの表面に付着してしまうので1,2ヶ月に一度でも「きれいなタオルで水拭き」をしてあげると気持ちよくお使いして頂けます。

こんな時はどうしたらいいの?

どうしよう『飲み物をこぼしてしまったり、ペットが粗相をしてしまった』こちらもよく聞くトラブルです。

水分系のモノは、先ずは慌てずに溢してしまった水分を乾いたタオルやティシュなどで吸い取って下さい。

シミ ワイン コーヒー じゅうたん
コーヒーを溢してしまった後にタオルで拭き取ったじゅうたん

それでもコーヒーやワインなどは色が残る事も多いと思います。
一通り吸い取った後は、濯いだタオルなどで「擦らずに」移し取るように押し当てて下さい。
ポイントは、タオルに色が移らなくなるまで面を変えながら何回も繰り返して下さい。

シミ クリーニング
濡らしたタオルで何度か移し取ったじゅうたん

ご家庭でのお手入れはここまでが最善です!

すすいだタオルで何度かお手入れしても落ちなかった汚れを「家庭用の洗剤」などで無理に落とそうとすると洗剤やその成分のせいでシミが悪さをするかも!
洗剤の中に入っている成分でシミと科学的な変化をしてウールを痛めてしまったり、染色に変化をもたらすこともあります。

そんな時はどうしたらいいの?

 

ウールじゅうたん専門のクリーニング「ラグケア」

ギャッベを現地で選定し、オリジナルのハグみじゅうたんを開発した私たちだからこそ、その絨毯にとって最適なクリーニングをして皆さんに
「安心していい状態で長く使ってもらいたい」
そんな想いから誕生した工房が

ウールじゅうたん専門のクリーニングshop「キヨラカ株式会社」

これまで全国のお客様からお問合せ頂いたクリーニングについては、ペルシャ絨毯などを専門に扱う工房へクリーニングや補修をお願いしてきました。
もちろん専門的なメンテナンスをしてきれいにして頂いていましたが、何度か訪問しているうちに「こんなにゴシゴシ、ガツガツ洗ってウールは傷まないのかな?」とも思うようになってきました。

じゅうたんにはそれぞれウールの質や作り方が違っているのに洗い方は一緒?
長年お客様へ直接じゅうたんをお選びいただいて来たからこそ、アフターメンテナンスも私たちで出来ないだろうか?

■ラグケアについてキヨラカのblogはこちら

試行錯誤しながら色々調べ、勉強し、中には資格も取りながら誕生したのが「キヨラカ株式会社」です。
実際に専門店としてオープンするまでには、洗剤やクリーニングを行う道具、場所など試しながらも通常の洗浄からスタートしました。
その後も日々勉強しながら今では「シミ抜き」や「補修」「除菌・抗菌」など様々なサービスも行えるようになっています。

キヨラカでの様々なメンテナンスの様子
ギャッベ クリーニング メンテナンス

細かな塵などをキレイにする除塵作業

じゅうたん クリーニング ギャッベ
専用洗剤と温水でじゅうたんを優しくケア

ギャッベ じゅうたん 補修 
ほつれをケア

長く愛着を持ってお使い頂くために、これからもお客様と共に最適な「ケア」アフターサービスを心掛けていきます。

■ラグケアをご利用いただいたお客様の声はこちらから

playlist_add_checkまとめ

 上質なウールじゅうたんこそお手入れが楽ちん
 普段のお手入れは定期的な掃除機掛けと水拭き
 飲み物を溢した時は擦らずに移し取る
 困った時はラグケアへ

 

次回のブログでは、暮らしがもっと好きになった~お客様の声~をご紹介します、お楽しみに ♪

 

特集【じゅうたんのある暮らしを楽しむ】

特集:じゅうたんがある暮らしを楽しむ vol.5 アートギャッベとハグみじゅうたんのデザインの魅力

こんにちは。

ボー・デコール新潟店でお客様から愛され続けている羊毛じゅうたん。
じゅうたんがあることで暮らしがどう変わるのか
どのようにお店まで届けられお客様に見ていただけるようにしているのか
なぜハグみじゅうたんが生まれたのか
をご紹介してきました。

今回は、じゅうたんがある暮らしを楽しむというテーマのvol.5として「アートギャッベとハグみじゅうたんのデザインの魅力」についてお伝えいたします。

目次

アートギャッベとハグみじゅうたんの違い

そもそもお店に、アートギャッベとハグみじゅうたんという違いのある羊毛じゅうたんがあることをご存じでしょうか。
何となく雰囲気が異なるじゅうたんがあるなとお気づきの方もいらっしゃると思います。

ざっくりいうと、アートギャッベは遊牧民の女性の感性により織られた手織りじゅうたん。
ハグみじゅうたんはデザイン・サイズに規格がある、ボー・デコールのオリジナルじゅうたんです。


アートギャッベは、イランの遊牧民の女性がウール100%で主に草木染めの糸を使って織り上げる手織りじゅうたんです。
織子さんの感性によって、色やデザインだけでなく、大きさや肌触りも微妙に違いのある異国情緒あふれる1点ものです。


ハグみじゅうたんは、肌に触れる部分はウールで基盤にコットンを使っています。
アートギャッベと違い、草木染めではなく第3者機関の検査で認められた化学染料で染めた糸を使っています。
グラデーションが美しく、コーディネートしやすいじゅうたんです。

違いの感じられるアートギャッベとハグみじゅうたんですが、手仕事ならではのぬくもりで心が癒されるのは同じですね。

それでは、それぞれの魅力を紐解いていきましょう。

アートギャッベのデザインの魅力

アートギャッベという名前がなぜつけられたのでしょうか。
それは、ギャッベの中でも選りすぐりのアート性が高いもので日本の住まいに合うものを選定しているからなのです。

アートギャッベは、私たち日本人では思いつかないような色の組み合わせ、模様、柄があり、どれを見てもいつも驚きがあり感動させられます。


イランのザクロス山脈に映る赤い夕陽


どこまでも続く山々の重なり


伸びやかに生き生きと大きく育ったザクロの木


楽しい思い出がたくさん詰まった記憶のアルバム

風景といっても、織子さんがそれぞれ見ている景色が違うのはもちろん、心に思い描く景色にも違いがあります。
そこに感性も重なり、現実ではありえない光景が織り込まれたりします。
更に、たくさんの思いの込もった文様がちりばめられ、独特な世界観に引きずり込みます。

丁寧に織られたじゅうたんには織子さんの物語が刻まれています。
どんどんめくってじゅうたんを見たくなったり、見終わった後の達成感や爽快感はまるで美術館でアートを堪能したかのようです。
また、何年経っても飽きることなく、幸福感を高め続けてくれるのです。
アートギャッベのデザインにはそんな魅力が詰まっています。

ハグみじゅうたんのデザインの魅力

もう1つボー・デコールのオリジナルじゅうたんの自信作であるハグみじゅうたんがあります。

アートギャッベと同じく羊毛のじゅうたんですが、作り方に違いがありコーディネートがよりしやすいのです。
また、健康や環境に配慮した造りで、手が届きやすい価格設定というところも嬉しいポイントです。
上質なウールじゅうたんを少しでも多くの方に暮らしに取り入れていただき、心豊かに感じられる時間を過ごしてほしいという思いから誕生いたしました。

ハグみじゅうたんは日本人の感性を湧き水のように湧き上がるのを感じる事ができるじゅうたんです。
その色合いは、日本の四季をイメージして選ばれグラデーションで表現されています。
誰もが頭の片隅に記憶している自然風景を思い起こし、そのグラデーションに重ねることで、何とも言えないノスタルジックな思いを感じるのです。


どこまでも続く菜の花畑


ドライブ時に両サイドに見える藤の花


帰り際の地平線に夕日が沈む光景


天気のいい日に遠くに見える山々と青空

住んでいる地域や過ごす時間によって、グラデーションの場面は人それぞれであったり、同じ思いを感じられたり。
ハグみじゅうたんは、日本の暮らしに合う、日本人の感性に響くデザインのじゅうたんなのです。

いかがでしたでしょうか。
アートギャッベとハグみじゅうたんはどちらもボー・デコールの大切な暮らしを豊かにしてくれるアイテムです。
どちらがいいの優劣はありませんので、暮らしに合うもの、お部屋にぴったりくるものを選んでいただければと思います。

playlist_add_checkまとめ

 アートギャッベは遊牧民の女性の感性により織られた手織りじゅうたん、ハグみじゅうたんはデザイン・サイズに規格がある、ボー・デコールのオリジナルじゅうたん
 アートギャッベは、日本人にはない感性の色の組み合わせ、模様、柄があり、どれを見てもいつも驚きがあり感動がある
 ハグみじゅうたんは、日本の暮らしに合う、日本人の感性に響くデザインのじゅうたん

次回は、~長くお気に入りを使っていただくために~ラグケアのご紹介を紹介していきます。

お楽しみに!

 

特集【じゅうたんのある暮らしを楽しむ】

特集:じゅうたんがある暮らしを楽しむ vol.4 ハグみじゅうたんの制作秘話・品質管理について

こんにちは。
今回は、じゅうたん特集の第四弾!!

『オリジナルウールラグ・ハグみじゅうたんの制作秘話・品質管理』についてお届けします。

目次

 

ハグみじゅうたんはどこで織り上げているの?

Vol.3でご紹介していたように、ハグみじゅうたんは私たちが開発したオリジナルのウールじゅうたんです。
肌触りの良さはもちろんデザインはアースカラーで、心が落ち着く印象を持って頂けます。
自然な色を採用するからこそ、お部屋に馴染んでくれるのが最大の特徴です。

そんなハグみじゅうたん。

2007年に構想が生まれ、0からモノづくりがスタートしました。

ハグみじゅうたんの開発秘話については、コチラ!

私達の想いを汲み取り、日本人が求める厳しい品質基準を理解し品質に落とし込む。
そんな工房を探すところから始まり、様々な国々を巡ったのです。

少しずつ共感いただく工房と出逢うことが出来、今では南アジアの国をメインに4つの工房と協業し生産をしています。

コロナ禍になって、頻繁に赴くことはできなくなりましたが毎年7~8回、生産地に赴き生産管理・生産指導を行っています。

【生産管理】とひとえにいっても、どのようなことを行ってきたのか分かりにくいかと思いますので、具体的な内容をご紹介していきたいと思います。

 

生産管理はどのように行っているの?

私達の中で、生産管理は以下の2点を指します。

1. 生産指導
2. 品質管理

1つずつ具体的にご紹介します。

1. 生産指導

・工房にて
織り上げている工房があるのは、日本から約6,000km離れた国々。
もちろん、私達スタッフは現地の言葉が流暢に話せたほうが意思疎通はしやすいかと思います。

しかし、、、私たちはあえてそれをしません。
なぜなら、熱い想いが伝われば言葉は必要ないと考えたからです。
※半分ウソです!本当は話せたほうが良いと思います※

身振り手振りで職人の方々へ説明中。みんな真剣に聞いています

そのため、渡航するスタッフで現地の言葉が出来るスタッフはおりません。
なんなら英語もカタコト程度です。

でも言葉よりも大事なのは、必ずあります。
それが、『日本の皆様に愛着を持って心地良くお使いいただきたい』という私達の熱い想いです。

そんな熱い想いを胸に、現地職人さん達と話し合いをしていきます。
各種仕様なども大事ですが、一番注意しているのが『日本でのくらし方』です。

腰を下ろして寝転んで、日本での暮らし方をお伝えします

日本では古くから、畳や板の間に腰を下ろし正座・胡座をかくスタイルが続いてきました。
洋風化した現在でも、各所にその文化は残り続けています。

一方、生産地の南アジアをはじめ他の国々では家の中でも土足で過ごすことが多く
絨毯も、装飾として以外に土ぼこりを払う・音の反響防止などの生活道具にしています。

そんな文化の違いがあるため、生産地では日本でじゅうたんを使う時の実演を必ず行っています。

・織り上げる工房にて
工房にて日本でのくらし方を全体に共有した後に、いざ!ハグみじゅうたんを織りあげている現場に向かいます。

車輪を巧みに動かし、糸を巻き取っていくベテランのご婦人

てざわりシリーズを織りあげるための、大きな機織り機。糸がびっしり張り巡らされていることが分かります

張り巡らされた糸は、人の手によって染められた羊毛。
機械で染められた色合いと違い、ハグみじゅうたんの特徴でもあるアースカラーが自然の風合いをもたらします。

糸を染めるのも、全て人の手が関わってきます。
ベテランの職人だからこそ、色ムラを程よく出しながら美しく仕上がるように丁寧に染色を行います。

もともと機織りが盛んなこちらの工房では、毛足が無い平織りのじゅうたんがポピュラー。
心地良い厚みを持つてざわりシリーズは、私達の長年の経験から約13mm程の厚みをだしています。

厚みをもたせるためには、機織りでも“一工夫”が必要。
職人の皆さんに細かくお伝えし、生産の体制を整えていきます。

もちろん、この生産指導は一回行ったから良いというわけではありません。
異国の文化を把握し、私達の想いを汲み取って生産してくださっているとはいえ、作っているのは機械ではなく人間。

皆に品質基準について説明する工房リーダー。入念に共有することで、他職人の方々に浸透していきます…。

製品に個体差があるのは当然ですが、大きく逸脱してしまわないよう、渡航のたびに繰り返し伝え続けていきます。

これらの繰り返しによって、現地職人の方々と私達の考え方・認識にブレがなくなり、よりご満足いただけるハグみじゅうたんが完成するのです…。

2. ハグみじゅうたんの品質管理
ここまで、ハグみじゅうたんの生産指導についてお伝えいたしました。
ここからは、品質管理についてご紹介致します。

単純に、品質管理と聞くと品質を安定化するための管理。
というイメージがあるかと思います。

じゅうたんの場合、色柄・サイズの確認が必要になってきます。

各デザインのマスターピース(お手本)じゅうたんと、新しく織り上げたじゅうたんのサイズや色合いを比較、大きな差異が無いことを確認します。

一番上に載っているのがお手本のじゅうたん。色合いに大きな差異がないかチェックします!

色柄・サイズに問題がなければ、厚みの確認。
約13mmでフカフカの心地良さを追求しているからこそ、毛足の長さが重要となります。

皆で品質基準の目を合わせて。大きなブレが無いように…

ここまでチェックが出来れば、もう大丈夫。
日本に輸出するための手続きを……なんてことはありません(笑)

実はここからが本番です。

色柄・サイズ・厚みを確認したハグみじゅうたん達。
写真でも分かるように、多くのじゅうたんが高々と積まれています。

これらのハグみじゅうたんを、すべて検品をしていきます。
検品の流れとして、下記の通りです。

1. 一枚ずつサイズ・厚みを測定
2. 表面全体を手で触れ、毛質のムラや糸の飛び出しが無いか確認
3. 裏面全体を手で触れ、糸飛びなどの不備が無いか確認
4. 四方をかがる糸の飛び出しや破れが無いか確認
5. 一枚検品完了

この作業を1枚平均2-3分で行います。
枚数が少なければ、費やす時間は少なくて済むのですが…。
こちらの写真をご覧ください。

人の身長とさほど変わらないじゅうたんの山…足元の遊び毛の量が検品の凄さを物語っています

写真に写っているスタッフ (この記事を書いている本人) は、身長が170cmほど。
じゅうたんの高さはゆうに120cmを超えています。枚数にしておおよそ70枚前後。

1枚2-3分で行うことを考えると、少しの時間では終わらないことが良く分かります。
因みに私が経験した一番多い検品枚数は、約4,000枚でした。

疲れた身体と心に、潤いと癒しを与えてくれる工房特製チャイ

夢中で検品をしていると時間が過ぎるのを忘れてしまうことも。
スタッフの方が淹れてくれる程よい甘さの特製チャイが、元気をくれます。

1週間滞在してギリギリ完了できなかった苦い思い出もあります。
ただ、長い時間をかけて品質管理を徹底してきたからこそ、全国の皆様にご愛用いただきご満足くださっているのだと感じます。

全体をくまなく確認、日本で到着を楽しみにしている皆さんの為にもうひと踏ん張り!

・じゅうたんがある暮らしを楽しむ vol.4 ハグみじゅうたんの品質管理について まとめ

いかがだったでしょうか。
ハグみじゅうたんの品質管理をどのように行っているのか、少しでも知って頂くキッカケになれば嬉しいです。

playlist_add_checkまとめ

 ”ハグみじゅうたん”は、日本で開発され南アジアの国々で織り上げている
 お客様から頂いた声を元に、常に品質の向上に励んでいる
 品質管理は、私達と職人の方々の協力があって妥協無く続けられている

次回のブログでは、アートギャッベとハグみじゅうたんのデザインについて、感性豊かなスタッフがお伝えさせていただきます!お楽しみに ♪

特集【じゅうたんのある暮らしを楽しむ】