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アートギャッベ・ハグみじゅうたんのお手入れ方法

絨毯のお手入れについて、これは必ず皆さまからいただく質問です。
今回は、日常のお手入れと飲み物をこぼした時のお手入れをご紹介いたします。

日常のお手入れ

アートギャッベやハグみじゅうたんの日常のお手入れはとても簡単で、日々の掃除機掛けです。
どちらも織りの密度が高く、目が詰まっているため、ゴミや砂、髪の毛なども奥まで入り込みにくいのです。ゴミが表面に止まっていることがほとんどなので、さっと掃除機を掛けるだけで大丈夫です!掃除機を掛ける時は、絨毯の毛の流れに沿ってかけていただくと掛けやすいです。

アートギャッベを掃除機掛け

また、天然素材のウールは、化学繊維に比べると、静電気が起こりにくい素材です。そのため、絨毯に落ちたホコリなども掃除機で簡単に取れます。
化学繊維の絨毯の場合、掃除機掛けの摩擦で静電気が起こり、掃除をしたいのに絨毯にホコリがついて取れない・・・ということになります。場合によっては、掃除機のヘッドについているゴミやホコリを絨毯にこすりつけている、ということにもなります。この蓄積で、掃除をしているのに全体的に黒ずんできた気がする・・・というような印象に繋がっている可能性があります。

掃除機掛けをする時は、時々裏面も掃除機を掛けていただくのがおすすめですよ♪

知っておきたい日常のお手入れのポイント

お手入れの前に知っておきたいポイントが2つあります。

絨毯の「遊び毛」について

ウールの遊び毛

これはウールの絨毯の特徴です。
この『遊び毛』がでる理由は主に2つです。

1.長い毛と短い毛をねじり合わせて一本の糸にしているため、踏んだり、擦れることによってこの短い毛が徐々に表面に出てくる

2.絨毯の毛足をカットする工程で残ってしまった繊維が、絨毯を使うことによって徐々に表面に出てくる

この『遊び毛』、はじめのうちは特に目立ちます。
軽く掃除機掛けをするだけで握りこぶし1つ分程度の毛が取れます。日常的に掃除機を掛けながら使用していると半年~1年程で少しずつ落ち着いていきます。使いはじめは毛の量が多く驚かれますが、徐々に少なくなっていき、気にならなくなります。

実は、遊び毛が表面から徐々に出ることによって、表面に蓄積された汚れも一緒に取れるため、結果、絨毯をキレイに保てるのです!
実際に、我が家は、絨毯についてしまった油性ペンが掃除機をかけていただけで2ヵ月程で徐々に薄くなりました。

絨毯に油性ペンで落書き Before After

【油性ペンの落書き Before(左)・ After(右)】

掃除機掛けの注意点

ヘッドのブラシが高速回転する掃除機などは絨毯を傷つける恐れがあります。
ヘッドのブラシの回転を止めてご使用下さい。

掃除機の回転ブラシ

ブラシの回転が止められない場合は、お布団用のヘッドなどの回転ブラシのないタイプに付け替えてかけていただくのが安心です。取り替え用のヘッドがなく、回転が止められない場合は、吸引のパワーを「弱」か「中」のモードで、押し付けずにさっとかけるくらいがおすすめです。

ロボット掃除機の場合は、微細なホコリを感知するセンサーが内蔵されている機種もあります。
絨毯の毛先がそのセンサーに反応し、常に絨毯の上をぐるぐると周回することがあるようです。
そのような状況であれば、タイマー設定をしておくのがおすすめです!
ただ、他の場所をしてくれないのも困るので、ロボット掃除機を使用する時は、絨毯を半分くらいに折りたたんでおいて、ロボット掃除が乗らないようにするのも一つの方法です。
絨毯の上は、通常の掃除機でさっと掛け、それ以外のお家の中をロボット掃除機に任せる、というのもおすすめです。

飲み物をこぼした時のお手入れ

続いて、こちら、飲み物をこぼした時のお手入れ方法です。
この状況もお使いの中で、必ず起こりますね。
ただ、ご安心下さい!
アートギャッベとハグみじゅうたんは、この飲み物をこぼした場合もお手入れが簡単です。

どれくらい簡単かというと、コーヒーをこぼした時のお手入れ動画をご用意していますので、こちらをご覧ください。

【動画】飲み物をこぼした時のお手入れ

<お手入れ方法>
1.ティッシュで吸い取る
2.タオルで水拭き
3.乾いたタオルで乾拭き

拭いたけどまだこぼしたもののニオイが残っている場合は、汚れが落としきれていない証拠です。
何度か水拭きをしてみましょう。

※羊毛は濡れている状態では特有のニオイがありますが、乾くと気にならない程度になります。

▼その他の汚れの落とし方はこちらをご覧ください
特集【アートギャッベものがたり vol.6】こんなときどうすればいい?絨毯のお手入れ方法について

お手入れが簡単な理由

ウールは人間の髪の毛によく似た構造をしており、表面はキューティクルのようなウロコ状になっています。

ウールの構造

これが天然のコーティングのような働きをしてくれるため、何かをこぼしてしまったとしても、染み込みくく、落としやすいのです。

さらに、アートギャッベの場合は、1日の寒暖差が30℃にもなる高地で放牧されている上質な羊毛を使用しています。そのため、調湿性に優れていることに加え、毛の油分も多く、それを適度に残しているので汚れがつきにくいのです。

羊

上質な羊毛にはラノリンという油分も豊富に含まれています。一般的に製品にする過程でその油分があると色が染まりにくく、そして油分のみでも化粧品の原料として重宝されるため、油分を抜いてしまうことがほとんどです。そうすると毛はつやを失い、切れやすくなったり、汚れが染み込みやすくなってしまいます。
アートギャッベに使われる羊毛はこの油分を適度に残すことで、汚れが染み込みにくいのです!

アートギャッベもハグみじゅうたんもお手入れが簡単なので、小さなお子様がいらっしゃる方でも安心です♪
お店では実演もしていますので、お気軽にスタッフへお声がけください!

どうしても全体的に洗いたい、自分達でお手入れしても落ちないからなんとかしたい・・・
という時は、やはりプロに任せるのが安心です。
ボー・デコールの敷地内にアートギャッベ、ハグみじゅうたんのケアショップがオープンしました!こちらも是非、ご活用ください。

▼詳しくはこちら
アートギャッベ、ハグみじゅうたんのお手入れ専門店

 


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