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長く使うための家具

こんにちは。

本日ダイニングテーブルをお選びいただいたお客さまより、ご質問をいただきました。

「オイル仕上げは、お手入れが大変ですか?」

実は同じように気にされる方が多く、特に「子どもがこぼすから、ウレタン仕上げの方が良いですか?」という声も多くいただきます。ですが、私たちはそんなお家にこそオイル仕上げの家具をおすすめしています。

そもそもオイル仕上げとは、お風呂上りに化粧水だけ付けたような仕上げ方。木に植物性オイルを染み込ませています。布のように「こぼしたらすぐにしみになる」と思われている方もいらっしゃいますが、すぐに拭けば大丈夫。(結露したものを放置するとしみになるので、注意してくださいね)普段のお手入れも、水拭きだけでOKです。1~2か月に1度、家具用オイルを塗って潤いを与えてください。

それに対してウレタン仕上げは、マニキュアのように表面に膜を張って塗装します。ウレタンの塗膜がある分細かい傷やしみは付きにくいですが、そうは言っても毎日使う家具を、全く汚さずに使うことはできません。もし傷をきれいに直したい場合は、工場に送って塗装を剥がし、再塗装になるので、時間もコストもかかります。

 

ここで、意外と簡単なオイル仕上げの家具のメンテナンス方法をお伝えします。

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亜麻仁油、オレンジオイルなど植物由来のオイル。塗った後にお子さまが舐めても大丈夫な素材です。

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毛羽の出にくい柔らかい布にオイルを染み込ませ、テーブル全体に薄く塗り広げます。そのまま1~2時間放置して乾かしてください。染み込みきらないオイルが表面に残るようであれば、ティッシュなどで拭き取ります。

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こんな風にしみや傷が気になる場合は、オイルを塗る前に紙やすりで表面を削ります。粉が出ますので、水拭きして取り除いてくださいね。

やすりをかければ綺麗になるので、お子さまが汚さないか心配されているお家にこそオイル仕上げの家具をおすすめしています。ただ、傷がつく度に毎回やすりがけをされる方はほとんどいません。お子さまが大きくなってある程度落ち着いてから、まとめてメンテナンスをするという方が多いです。すぐにやらないとしても、いつかは綺麗にできるというだけで心の余裕が全然違いますよね。

そして、「落ち着くまで…」と思いながら何年も使っていたら、傷に見慣れていつの間にか気にならなくなっていたというお話をよく聞きます。中には「子どもが小さい頃に付けた傷なので、もったいなくて消せなくなってしまった」という方もいらっしゃいました。

しみや傷も家族がそこで過ごした証として、まるごと愛着を持って長く使っていく。そのためには、オイル・ウレタンの仕上げにの他にも、頑丈な造りや飽きのこないデザインなど、様々な観点で選ぶことが大切です。そんな考え方を、家具選びを通してお伝えしていきたいなと思っています。

 

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